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なんだかんだ大好きなまま

声豚のひとりごとですがアイコンは豚じゃないです

新人声優の現場事情とガーリッシュナンバーの話

推しの現場がない。全くない。今年あるかもわからない。

 

私の推しは新人声優です。売れてるかどうかでいえば、売れ始めてはいます。毎週声を聞けてはいます。けれど主役ではありません。

主役ではないということは、出演していても作品イベントには呼ばれません。声優のイベントというのは基本的に主役級の人しか呼ばれません。

そして主役を掴むのは大変です。主役どころか、推しは名前ありのキャラを演じたことも数えるほどしかありません。

となると現場が全くありません。去年は片手でおさまるほどにはありました。主役も人気作品も掴んでいない中で、この数はかなり多いです。

声優は基本的に裏方の仕事と言われています。新人声優なんてまさにそれです。表舞台に立たなくて、丸1年イベントがないなんてこともザラにあります。現場在宅どころの話じゃないです。強制在宅です。

自主企画とかもありますが、そういったものに出演する人も全体として見たら少ないと思います。私は自主企画の朗読劇とか大好きなので、推しにも若手のうちにそういったものに参加してほしいんですけどね……。

 

まぁそんな感じで現場が全くないので強制在宅してるのですが、ふと、「本人のなんの足しにもなってないのに、ファンって何なんだろう……」と思いました。

現場に足を運んだり、本人名義のCD買ったりというのは少なからず相手にお金使ってる感じあるじゃないですか。でもそういうのが一切ない場合ってなんかこう……無力感に駆られます。

出演作品といっても、メインじゃなければ円盤買っても作品のためにはなれど本人のためにはならないじゃないですか。いや、2期がくればまた作品が続いて推しも出演するかもしれないけど、曖昧すぎて推しが続投するとも限らないうえに好きなわけでもなく推しがメインでもない作品の円盤買おうとは思わないです。作品にはお金落としてるけど、推しのためかと言われるとなんか微妙なのでモチベあがらない……。

本人名義の活動もある一部の声優以外は直接本人にお金が入る応援ってなかなかできないですよね。そんなことないかな?

俳優、アイドル、声優……そういった芸能界の中で声優のオタクが本人に直接お金を落としにくいイメージがあります。新人声優なんて食いっぱぐれてる人いっぱいいるのに、ファンがいてもその人に直接お金を落とす機会が少なすぎる。そういうところに無力さを感じます。

新人声優の主な仕事はモブやガヤなどの名前のない役を演じることです。私は声を聞ければそれだけで満足なので大変ありがたいのですが、イベントもないし本人名義の活動もないし役はモブだしで、この状態でどうやって本人に直接お金を落とせと……?と切ないです。推しのオタクなのになんにもできない……存在意義がない……。

 

なのでお家でぬくぬくと出演作を見てお手紙書いたりプレ贈ったりしています。本当に声優をやめることだけは勘弁願いたいので、金の足しにもならないけれど、あなたにもファンがいるからやめないで!とせめてもの気持ちを伝えるようにしています。

そう思うきっかけとなったのが、ガーリッシュナンバー11話でした。

 ガーリッシュ ナンバー 公式ホームページ|TBSテレビ

主人公の女の子が駆け出しの新人声優なのですが、その子が落ち込みながらオタクからのプレゼントと手紙を見て言い放ったセリフがこれ。

 

「いつまで応援してもらえるのかな……。次の役だって大きい仕事じゃないし。番組終わったら忘れられちゃうし。消えた声優とか、一発屋とか、使い捨てとか、言ってもらえればまだいいけど。……多分、その枠には入れないよ……」

「みんなすぐ忘れちゃうよ!もっと可愛い人もすごい人もたくさんいるもん!私が新人だから見てくれてるんじゃん!……じゃあ、新人じゃなくなったらどうなるの?誰も見てくれないよ……」

 

これを聞いてしんどくなりました。

推しも新人声優です。しかも状況がこのセリフの通りなんですよね。言っちゃ悪いけど次の役だって大きい仕事じゃないし、新人は新人でもデビュー直後とは言えない芸歴に差しかかってます。

でも、それでも私は推しの声が聞けるだけで大満足です。一言だってとっても嬉しい!聞き逃したくなくてクレジットに載っていない役も自力で見つけます。最近は前より聞き分けができるようになってきました。

当然ながら新人という理由で応援しているわけでもないです。推しだからこそ応援しているわけで、ほかの誰かじゃ駄目なんです。

もっとすごい人だっているかもしれないけど、好きだと思うお芝居とすごいと思うお芝居って別ですよね。いや、同じときももちろんあるけど、この人のお芝居すごい!と思っても、好きなお芝居は別、とかあるじゃないですか。私は推しがそれです。

推しのお芝居が最高に素晴らしいと思っていますが、それこそベテランの人の方がすごいじゃないですか。だけど好きだと思うのは推しのお芝居。だから推しを応援しています。

 

本当にもう新人声優を応援している身としてはこれが刺さりまくってしんどかったです。あと、冒頭のこのシーンも。

 

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悟浄くんというのは、主人公ちゃんのマネージャーをやっている元声優です。

一度主役を掴みましたが、そのあと事務所の方向性が変わったりマネージャーが変わったりして売れなくなり、そのまま声優の道を諦めた人です。

その現在マネージャーをしている悟浄くんの元に届いたのが、この1通の手紙です。

「千歳ちゃん(主人公であり悟浄くんの妹)も応援してますが、私は悟浄くんをいつまでも待ってます。ずっと大好きです」

多分そんなことが書いてあると思うのですが、これを書いたオタクの気持ちを考えるとそれもまたしんどくて……。

推しが急に声優やめます!って言っても、オタクとしてはそうなんだ!じゃあ自分もファンやめるね!とは絶対なりませんよね。

相手が声優やめてしまってもオタクの中では声優としての思い出が残り続けるし、過去作品で声も聞けます。好きという気持ちも簡単にはなくならないし、はいそうですかで絶対終わらないのに、向こうはもう芸能界にいないからファンでいることもままならない。そんなの絶対辛いじゃないですか……。

この手紙を送ったオタクの気持ちを考えると悲しすぎて……スピンオフでこのオタクのストーリーが見たすぎる……。

結局悟浄くんは声優に戻らないのでこのオタクが報われることはない結末だし、それもまたなんとも……。

芸能界に自分の代わりはたくさんいるかもしれないけど、オタクの中では推しの代わりなんて誰もいません。推しじゃないと駄目なんです。だからこそこのオタクもいつまでも待ってるし、ずっと大好きなままなんですよね……。

 

上の方で作品イベには主役級しか呼ばれない、と話しましたが、推しには主役を掴んでほしいわけではありません。いや、なんか語弊があるな……。主役を掴んだらそれはもう本当に嬉しいし大喜びだし、このブログでも身バレ気にせず大々的に宣伝するつもりですが、この悟浄くんのように主役を掴んだからって売れるとは限らないじゃないですか。

私は推しには息の長い声優人生を歩んでもらいたいです。モブだって立派なお仕事だし、番レギュとして毎週呼ばれれば収録でもらうお金自体は主役になったときと変わりありません。

なので、主役を掴もうがそうじゃなかろうが、声優の道を歩むのをやめなければ私はとっても嬉しいです。

ガーリッシュナンバーを見て、その気持ちを本人にしっかり届けよう!と思いました。

お金払うのはもちろん第一に大事として、推しも人間なので金銭面だけではなくメンタル面の問題もあると思います。そこにも少しでも力になればいいな、という気持ちでお家でぬくぬくと手紙を綴っている次第です。

 

言いたいことがまとまらなくてテーマもごちゃごちゃしていますが、これだけは言わせてください。

ガーリッシュナンバーはいいぞ。声優のみならず新人を応援しているオタクにはぐっさり刺さると思います。

あと声オタのキモさとチョロさが丸わかりで面白いので、その辺も声オタ的にはよかったですね。

みんな!ガーリッシュナンバー見てね!

ガーリッシュ ナンバー 公式ホームページ|TBSテレビ

 

これ大好きです。